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ワークネット北九州で家族勉強会が開催されました。

11月30日(水)に18歳前後で障がいをお持ちのお子様がいらっしゃる保護者の方々向けに、ワークネット北九州職員による福祉サービスについての説明会が行われました。

障がいをお持ちの方の就労状況は10年程前に比べて、年々の就職件数においては2倍程度まで改善されていますが、一方で特に精神障がいや発達障がいをお持ちの方が長く職場に定着するということについては課題が多くあります。せっかく就職できても、一年以内に辞められてしまう方が3割以上とされており、仕事を続けていくことの難しさがあるのが現状です。
今回の勉強会では、一般就労か福祉的就労か、障がいを開示するか、非開示にするかなどなど、いろいろな就労の形についてメリット・デメリットを考え、就労を支援する施設についての概説(就労継続支援A型・B型、就労移行支援・就労定着支援)が説明されました。ワークネット北九州ではこの中で就労移行支援と就労定着支援をご提供しています。

前述のとおり、せっかく就職までたどり着いても短期間で離職してしまう方は少なくありません。障がいについて就職先からの理解が十分得られなかったり、やりたいこと・できることと就職先側の求めるものに大きなギャップがあったり、同僚や上司との人間関係に悩んだり、仕事で時間に追われて日常生活面で破綻してしまい体調を崩したりと離職の理由は様々です。ワークネット北九州では、少しでもこういった結果を避けるため、就労移行支援においては訓練・実習・求職などを利用者目線で支援していき、就職後も就労定着支援を積極的に利用していただくことで長く自分らしく働き続けられるように支援しています。
就労支援以外でも障がいをお持ちの方が利用できる福祉サービスは数多くあります。ただし、「知らないと利用できない」サービスも多く、どれだけサービスを受けることができるかは、利用者側がどのくらいサービスについて知っているかも重要です。ワークネット北九州では利用者の方々に対して随時利用できる福祉サービスを説明したり、お勧めしたりしています。また今回の勉強会のように、ワークネット北九州を利用されてない方でも参加できるような勉強会は今後も開催していきたいと考えていますので、ぜひ機会がございましたらお気軽にご参加くださればと思います。

(支援員 上村)