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美術館見学をしました

12月7日に利用者有志で、北九州美術館の展示会を見学しにいきました。今回は参加者のうち2名から感想を頂きましたので紹介いたします。


去る12月7日、私は他の利用者4名と一緒に、北九州市立美術館で開催中の特別展「ひろがるイマジネーション」を見に行きました。前日に「まず作品を見て自分なりに考え、それから説明文を読んでみては?」と支援員さんから提案されたとおりに、最初は説明文を読まずじっくり作品を観てテーマについてあれこれ思いを巡らせました。その後に説明文や作者のプロフィールを読み、自分が考えていた通りの内容だったり、逆に全然違っていて「エッ! 本当なの?」と目を疑ったりして驚きの連続でした。一番驚き、かつ考えさせられたのが、四角い箱を階段状に積み上げて、それを真ん中から縦に切り離したような作品でした。最初その作品を見た時、何かの遊び心か子供のオモチャを表しているように思いました。しかし、この作品の作者がイスラエル・テルアビブ出身の方で、当たり前だと思っていた日常がいとも簡単に崩されていく様を表現したものだと説明文を読み、愕然としました。平和な日常のありがたさを感じざるを得ませんでした。

(利用者 Mさん)

特に印象に残ったのは草間 彌生 氏の「南瓜」と白髪 一雄 氏の「忉利天」です。
「南瓜」はかぼちゃの周りに黒い縞模様がびっしりと付いているという、文字だけで表現するとただ気味の悪いだけのように聞こえてしまいようなものですが、実際に見るとむしろ逆で、きれいで整ったデザインのかぼちゃだと感じました。
「忉利天」は筆ではなく足を使って描いているおり、一目見た時の感想としては、全体的にきれいではない、大雑把だという印象を受けました。しかし、じっくり鑑賞するとその描き方が大きな動きや躍動感を生み出しており、とても良いと思いました。
(利用者 Hさん)