クリスマスをイメージした料理に挑戦

12月の調理実習はバターチキンライスをはじめとしたクリスマスにぴったりな献立で行われました。今回も参加された方から感想をいただいておりますので紹介します。

ワークネット北九州の自立訓練の調理実習に参加しました。

年末最後の調理実習という事でテーマは決めずに各々が作りたい料理を考える事となり、参加する人たちで話しあった結果、バターを使ったチキンライス、鮭のムニエル、オニオンスープ最後に市販で買ったケーキ生地の盛り付けなど、今年の中で一番多いメニューになりました。

今回は作る品数も多い為いつもは個別で各自調理するのですが、チームに分かれて調理する事となり私はバターチキンライスの担当をしました。私は普段料理をしないので当然チキンライスの調理方法も野菜の細かい切り方もわからず当初は不安と焦りがありました…。ですが今回チームで料理する事もありもう一人の利用者さんと話し合うと普段料理をしているとの事で当日の調理でも野菜の切り方、炒める順番、ご飯とソースの馴染ませ方など教えてもらいながらひとつずつ調理して無事に作り上げる事が出来ました。

他の方たちも担当した料理が完成し実食する事となりそれぞれの食品を並べ食べ始めると、バターの香りと飴色に焼き込んだ玉ねぎの触感を感じるチキンライス、バターで焼いた鮭の上にトマトを使ったソースのムニエル、玉ねぎとベーコンをじっくり煮込んだオニオンスープ、そのどれもが味わい深くて一口噛むごとに香りと風味が口の中で広がって食べ終わるのが勿体ない程の食事でした。

午前中の調理が終わり、午後には市販のケーキ生地に午前中担当の方がふんだんに生クリームを塗った上からそれぞれ好きな材料で盛り付けをしました。生地はプレーン、チョコの二種類から材料はアザラン、カラースプレー、イチゴなどを好きな様に置き今回の調理実習の振り返りをしながらゆっくり食べました。

今回の調理実習を経て、普段一人で黙々と作業する事調理実習も好きですが、こうやって話しあいながら、相談しながらする事でお互いの料理の知識と方法を知る機会にもなれてとても良い調理実習を過ごす事が出来ました。またあれば参加したいとおもいます。

（利用者　Tさん）