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利用者さんが卒業されました

9月に利用者 Kさんがワークネット北九州を卒業されました。Kさんからワークネット北九州を利用した感想を頂けたのでご紹介します。

卒業式では卒業証書が授与されました

ワークネット北九州に通う前までの私は、これまでいくつか仕事をしてきたのですが、いずれも長続きせず、家でも家族関係が上手く行かなくなり、安定して就労し早く独立したいという気持ちで焦っていました。

そんなとき、父の友人でワークネット北九州の会長とお話しする機会があり、就労移行を知りました。収入が無くなってしまう事で、あまり前向きになれませんでしたが、長期的な就職をしたい気持ちは強くあったので見学し、センター長との面談を何回か行いました。

センター長がとても優しい雰囲気の方で話しやすく面談では、これまで家族にも友人にもできなかった相談をすることが出来、安心感を得ることができました。

相談の末、発達障害の検査を受けてみようということになり、かかりつけの病院で検査をすることになりました。検査には2か月ほどかかりました。30歳を過ぎてからこの結果を知り、受け止めるのには少しハードなものがありましたが、このままでは何も変わらないと思い、検査結果の出た次の日にはワークネット北九州に連絡し、本利用を決めました。

本利用となると、ワークネット北九州では担当の支援員が就きます。面談を繰り返し将来の方向性や定着支援などの話を聞き、今まで仕事が長続きしなかった不安がやわらぎ、就職に向けて前向きな気持ちになりました。

 最初は週に4回確実に通所することを目標に、生活のリズムを作ることから始めました。訓練では自分の特性にあったものを探すために、沢山の種類の訓練を行いました。自分の向き不向きを知るためにとても大切な作業でした。訓練と並行して、求人を検索したり、合同説明会に参加したりして、就労へのモチベーションを保つことも重要でした。

 ワークネット北九州では、他の利用者と協力して行うプログラムがいくつかあり、同じような悩みを持つ仲間が出来、会話する機会も増え、心が軽くなったのを覚えています。

そんな中、就職へ向けて気になる企業を見つけたのですが、その会社ではこのとき求人を出していませんでした。しかし、担当の支援員さんがアポイントをとって下さり、何度も訪問し、なんとその会社で実習をすることができることになりました。

実習は自分の特性に向いているかどうかを見極める事を念頭に、職場環境を知ることを目標に2週間おこないました。実際の業務をさせて頂くことになり、久しぶりの仕事で緊張していました。しかしワークネットでの訓練が活かすことができたことと、支援員さんと毎日電話のやりとりをし、その日あったことを「報告・連絡・相談」することで2週間を無事のりきることができました。2週間ですがやり切れたことに、小さな達成感がありました。

 実習後通常の訓練に戻るのですが振り返りの面談を数回おこない、支援員さんと今後について話し合いました。僕としては実習を通してこの会社で働きたいと思うようになっていたので、双方合意のもと本面接を受けることになりました。実習で僕のことはある程度知っていただいていたので、面接は簡単に行われました。そして数日後、合格の連絡を頂きました。

まだまだ目標に向かって課題は多いですが、ひとつずつ丁寧に克服し再チャレンジしていきたいと思います。

(利用者 Kさん)