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就労移行支援って何?

ワークネット北九州が行っているサービスの中に「就労移行支援」というものがあります。今回は、「就労移行支援」について簡単に説明したいと思います。

精神障がい・発達障がい・高次脳機能障がいといった障がいは、現状の医学では投薬治療や入院・手術などで完治させるのは難しいとされ、症状の程度の差はあれど生涯続くものとされています。そのため、医学的な治療を受けつつ、生活をしていくための「福祉的支援」が重要となってきます。特に、生活を成り立たせるには経済的な問題が大きくのしかかります。障害年金を取得できたとしても通常その額は月6.5万円程度であり、それで生活を十分な形で維持するのは極めて難しいのです。そこで障がいを持っている方でもその能力に応じて仕事をして収入を得ることが必要となります。

一方で、障がいを持っている方にとって、仕事を見つけ続けていくということも自力ではかなり難しいことです。例えば体調面に課題があって週5日フルタイムで仕事をするのが難しかったり、対人恐怖などから上司や同僚とコミュニケーションを取ることが難しかったり、物事の優先順位を見定めるのが難しくて作業効率が悪くなったり、突然計画が変更されると混乱してしまい上手く対応できなかったり、そもそも面接が苦手で採用にならなかったり……就労移行支援とは、就労を目指しているけれど障がいや引きこもりなどなどの事情により就労が難しい方のために、就労に必要な能力を身に着けたり、自分に合った仕事を見つけたり、生活を維持するために体調管理や金銭管理などの方法を身に着けることをサポートするサービスです。

しかし「就労移行支援」と一言で言っても、利用者それぞれ、自分の得意分野と目指す仕事の形、自分の苦手なことや就職をするための課題は異なります。極論を言えば誰一人として同じ状況はないのです。だからワークネット北九州では、利用者との面談を通じて話し合い、利用者と共にそれぞれの目標と課題を見つけ、個別の課題に取り組んでいただくスタイルを重視しています。

筆者も3年ほど前まではワークネット北九州で就労移行支援のサービスを利用していました。面談は支援員と予定したタイミングだけでなく、私が何か問題を感じた時に面談を希望して、話を聞いてもらったことも何回もありました。相談内容も訓練に直接関わることから、体調や気持ちの変化、生活面や経済状況、日々のちょっと気になったことなど多岐にわたりましたが、支援員が色々相談に乗ってくれたおかげで安心して通所・訓練を続けられたと思っています。今もワークネット北九州のスタンスは変わらず、利用者の色々な目標・課題・悩みに寄り添う形で就労移行支援というサービスを提供しています。

ワークネット北九州では随時見学や体験をしていただけますので、是非お気軽に
093 – 482 – 5202 までお電話いただければと思います。

(支援員 上村)