季節の変わり目、体調に気を付けましょう
今年は夏が一段と暑く、9月になっても真夏日の日が多くありました。しかし10月に入って急に涼しくなったように感じます。朝夕は 20 ℃を下回る日も出てくるようになりました。一方でこの時期は日中は 30 ℃近くに上がることもあり、一日の寒暖差が大きい時期でもあります。
この時期は体調を崩しやすいと言われています。急な気温の変化で体の免疫力が落ちやすく、風邪などを引きやすくなります。筆者も秋のこの時期は体調がスッキリしないことが多く、少し熱を出したり、咳込んだりといったことが良くありました。今回のコラムでは、この時期に「体調を崩さず過ごすポイント」をまとめました。
気温の変化に注意しよう
この時期に体調を崩しやすくなる最大の理由は、急激な温度変化と一日の寒暖差です。一般的に暑いか寒いか感じやすい気温の境目は 20~24 ℃と言われており、これより高いと暑く感じ、これより低いと肌寒く感じるようです。また過去一、二週間の気温に合わせて体が慣れることで、暑さや寒さに耐性がいくらかつきます。しかし、今の時期は朝夕は 20 ℃を下回り肌寒く、昼は 25 ℃を越え少し暑く感じやすいのです。さらに、9月に比べて一気に涼しくなったことで体がまだ慣れていない状況なので、体への負担が大きくなりやすいです。

こうなると厄介なのが衣服選びで、朝の肌寒さに合わせて厚着をすると昼間辛くなるし、逆に昼間涼しく過ごすために薄着にすると朝夕が辛くなりやすいです。そこでブルゾンやカーティガンといった外出先でも着脱可能な羽織るタイプの上着が重宝するでしょう。
生活習慣を見直してみよう
着るもののほかに、免疫力を高く維持するために生活習慣を整えることも重要です。秋は日がどんどん短くなっていき、夜の時間が長くなる時期です。朝日が昇る時間が遅くなり、夕方日が沈む時間が早くなるので、朝起きるのが遅くなってしまったり、夜更かしをしてしまいやすくなる時期です。寝不足は健康の大敵であり、体調を崩したり、ワークネット北九州に来てもいまいち集中できないといったことにもなりやすくなります。きっちりと睡眠時間を確保しましょう。
食事も大切なポイントです。秋はいろいろな食材の旬ですが、バランスよくいろいろなものを食べて、栄養をしっかり取ることもこの時期を健康に乗り切る秘訣です。また時間と体力があるときは適度な運動をすることも免疫力を高めるのに役立ちます。そこまで激しい運動をしなくても、一日30分ほど歩くだけでも体力づくりには効果があり、適度に疲れることで質の良い睡眠にもつながります。

まとめ
10月のこの時期は、暑さが和らぎ過ごしやすい気温になりますが、一日の寒暖差が大きく服装に気を付けたい時期です。外出先でも簡単に着脱できる上着を利用するのがおすすめです。また夜が長く、朝日が昇る時間が遅くなってくるため、寝る時間や起きる時間がついつい遅くなってしまいやすいので、早寝早起きを特に意識しましょう。食事や運動にも気を付けると健康に過ごすことができるでしょう。
(支援員 上村)